久々のブログ投稿です。本当に久々…いや、サボってたわけじゃなくてバタバタで…って、はい、言い訳です。
緊急事態宣言前後で本格的テレワーク導入した企業が、解除後に通常勤務に戻した…なんて話も聞きますが、今またコロナぶり返してきてしまっているのでどうなんでしょうね。ちなみに当社も緊急事態宣言のタイミングで初めて本格的なテレワーク環境を導入しましたが、これからはコロナに関係なく業務効率目線で引き続き場所に縛られれない業務スタイルを確立していきます!
そんなこんなで Slack や Microsoft Teams などのビジネスチャット需要は伸びに伸びてるわけですが、このブログのアクセスもほとんど Teams 関連の記事になりました。
わかりやすいことに、検索して流入してくるのはほぼ月曜~金曜の9時~18時。Teams のことで検索して記事見てくれるなんて、ありがて~話です。ありがとうございます!
在宅勤務、管理側の課題は?
今回のコロナ騒動で初めて在宅勤務制度を導入した企業、多いですよね?しかも、そのほとんどが十分な準備期間なしに開始した、って感じじゃないでしょうか。当社もどちらかというと「急に」に近い方で、我々システム部門はとにかくVPNとかインフラ整備に集中して整備しました。
一方で、いわゆる「勤怠管理」や、マネジメント部分で課題が残るカタチに…まぁこれはインフラさえ整ってしまえばなんとかなるか、って感じで優先度下げたってのもあります。
前々からテレワークベースの会社ならまだしも、管理者からすれば、これまでずっと出勤スタイルだった部下がいきなり「目の届かない場所」で仕事する…。「ほんとに働いてる?」とか「成果出せるの?」とか思うのも無理ない気もします。
(個人的見解は「在宅でもサボるやつは出勤してもサボってる」って感じだけど)
テレワークを成功させるために
これは完全に個人的考えですが、場所に縛られない働き方≒テレワークを成功させるためには以下のような”新しい様式”が必要と思います。
- 社員同士の”リアルタイム”コミュニケーション環境の構築
- オンオフのメリハリをつけ、タスクを投げ逃げしない
- ひとつひとつの行動まで監視しない
もっといろいろありますけど、ポイントとしてはこんな感じかな~と。
(繰り返しですが、あくまで個人の感想です)
リアルタイムコミュニケーション
あたかも同じ場所にいるかのような環境…これは Slack や Microsoft Teams などのビジネスチャットツールで解決するでしょう。ただ、チャットをしたからといってすぐに返事が来ることを期待してはいけません。相手は何をやってるのかわからないしね…こういう発想が「新しい様式」な部分です。
タスクを投げ逃げしない
これ、どういうことかというと、よくやりガチなのが「自分の業務終了間際に他の人に指示して帰る(終わる)」的なパターン。他の人の動きがわからないので、すぐに返事がきたら対応しないとダメだし、相手も業務終了間際かも知れない。オンオフのメリハリをつけられないと、在宅勤務でズルズル夜中まで仕事…なんてことも。午前か午後の早いうちに依頼することは依頼して、あとは自分のタスクを処理していけばメリハリも付けられるでしょう。
細かい行動は監視しない
これもよくやっちゃうやつ。いくら上長とは言え、完全に部下の動きを網羅するのは難しいはず。そういうときに「ITツール」を駆使ししてひとつひとつの行動まで監視する…ってのは違うと思うんだよな~。例え新入社員であってもある程度裁量を持たせて行動させる…結局サボってたら成果も出せないわけだし、自分自身(と周りのメンバー)が困ることになるので、そこを意識できる社員に育てれば解決するかなと…。
IT資産管理ツールがテレワークで活躍
ここで本日のタイトルトークになるわけですが、当社はIT資産管理ツールとしてMOTEX社の「LanScope Cat」を導入しています。セキュリティ製品の分類でもあるので、その気になればめちゃめちゃ詳細なログが確認できるわけですよ。それこそ操作ログもひとつひとつ…。
じゃぁ結局のところ、IT資産管理ツールを使って社員の動きを監視しているのか?と聞かれたら答えはNO。イザとなったら見れるけど、それはあくまで社員を守るときのためであって、IT資産管理ツールは監視する目的で入れたわけじゃない。
勤怠管理の補助ツールとして
勤怠管理システムはWEBで「出勤」「退勤」をクリックするようなシステムを導入しています。ただ、これだけだと監査とかのときに「ほんとにそうなの?」と突っ込まれるので、その補助ツールとして LanScope Cat の勤怠レポートを活用してます。
どういうことかというと、パソコンのログ(電源オンオフとか)と突き合わせて「ほんとにその時間に出勤・退勤したのか」という情報を確認しています。例えば勤怠システムで退勤したにも関わらず、ずっとパソコンが使われていたらサービス残業してない…?とわかるようにしています。
まぁでも電源のオンオフでも見ようと思ったら大変なわけですよ…。それが LanScope Cat の勤怠レポートだとかんたんに確認できるわけです!
電源オンオフだけじゃなくて、複合的にいろいろ見てくれてるんだろうな~という感じの見え方してくれてます。例えば途中でパソコン再起動しても関係なし的な。あと、当社はデスクトップPCとノートPCを使う人がいるのでADアカウントごとに集計できるのも大きなポイント。
通勤交通費の精算にも活用
テレワーク本格導入にともない、当社は通勤定期を廃止し都度精算に切り替えました。そりゃ当月に20日くらい出社するなら定期のほうが安いけど、ほとんど在宅の人もいるし…。
てわなけで、じゃぁ何をもって「出社したか」を判断する材料としても LanScope Cat 使ってます!
デスクトップPC持ってる人はわかりやすい。電源がオン=出社したってことでほぼOKなんでそれで日数カウントは可能。問題はノートPCの人ですが、これは会社の無線LANアクセスポイントに接続した=出社したということでカウントしました。
これで正確な交通費精算が可能になるわけですね!バンザイ😎
監視と管理は違う
すでに導入していたIT資産管理ツールをテレワーク環境で応用し、勤怠管理と交通費精算部分で活用することができました。まだまだいろんな使い方はあるでしょう。あくまで(テレワーク業務の)「監視」ツールではなく、「管理」する便利ツールとして使うことで活用の幅を広げていきたいと考えています。
他、LanScope Cat導入企業で「うちはこんな使い方してるよ!」みたいなことあれば、ぜひTwitterで絡んでください😏
最後までお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!
bye bye 😺
おまけ
MOTEX社の Syncpit というチャットボット製品で導入事例書かせていただいておりますので、もし良かったらお読みください!LanScope Cat の他、スマホMDMとして LanScope An も導入してます~
大和財託株式会社 様 導入事例インタビュー連載 第2回。FAQチャットボットによる「聞く文化」から「調べる文化」へのカルチャーチェンジに挑む
https://www.syncpit.com/case/